嵐山トロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)は、京都の嵐山エリアで四季折々の自然を楽しめる人気の観光列車です。
ですので、嵐山に訪れたなら是非体験してほしい観光スポットなのですが、気になることがありますよね。
トロッコ列車の乗車時間や、予約なしでも乗れるのか？
そこでこの記事では嵐山トロッコ列車の往復の乗車時間や予約について詳しく紹介してきますね。
先に予約についてだけお答えしておくと、予約なしでもトロッコ列車に乗ることは出来ます。
しかし、気を付けないといけないポイントがありますので、その点をこのあと紹介します。
内容
嵐山トロッコ列車の往復時間の乗車時間
まずトロッコ列車の乗車時間ですが片道の所要時間は約25分、往復では約50分です。
嵯峨駅から亀岡駅までの7.3kmを、自然豊かな保津川沿いを眺めながら進みます。
この区間では、保津川の渓谷美や四季折々の自然風景が楽しめるため、京都観光の中でも特に人気のあるコースです。
また、トロッコ列車に往復で乗る場合、乗車後の待ち時間なども考慮して、時間に余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。
嵐山トロッコ列車の運賃・料金
| 区分 | 片道料金 | 往復料金 |
|---|---|---|
| 大人 (12歳以上) | 880円 | 1,760円 |
| 子供 (6歳以上12歳未満) | 440円 | 880円 |
トロッコ列車の料金は、大人片道880円、子供440円です（往復の場合はこの料金が2倍）。
幼児（1歳以上）は大人1名につき1名まで無料で同伴できますが、2人目以降は別途料金が発生します。
また、リッチ号と呼ばれる窓なしのオープン車両も同じ料金で楽しむことができます。
オープンエアで自然を直に感じたい方には、特にこのリッチ号が人気です。
天候によって快適さが変わることもありますが、特に春や秋のシーズンには最高の景色を体感できるでしょう。
嵐山トロッコ列車の時刻表と営業日
【下り時刻表】
| 列車名 | トロッコ嵯峨駅発 | トロッコ嵐山駅発 | トロッコ保津峡駅発 | トロッコ亀岡駅着 |
|---|---|---|---|---|
| 嵯峨野/リッチ1号 | 09:02 | 09:05 | 09:13 | 09:25 |
| 嵯峨野/リッチ3号 | 10:02 | 10:05 | 10:13 | 10:25 |
| 嵯峨野/リッチ5号 | 11:02 | 11:05 | 11:13 | 11:25 |
| 嵯峨野/リッチ7号 | 12:02 | 12:05 | 12:13 | 12:25 |
| 嵯峨野/リッチ9号 | 13:02 | 13:05 | 13:13 | 13:25 |
| 嵯峨野/リッチ11号 | 14:02 | 14:05 | 14:13 | 14:25 |
| 嵯峨野/リッチ13号 | 15:02 | 15:05 | 15:13 | 15:25 |
| 嵯峨野/リッチ15号 | 16:02 | 16:05 | 16:13 | 16:25 |
【登り時刻表】
| 列車名 | トロッコ亀岡駅発 | トロッコ保津峡駅発 | トロッコ嵐山駅発 | トロッコ嵯峨駅着 |
|---|---|---|---|---|
| 嵯峨野/リッチ2号 | 09:30 | 09:41 | 09:53 | 09:56 |
| 嵯峨野/リッチ4号 | 10:30 | 10:41 | 10:53 | 10:56 |
| 嵯峨野/リッチ6号 | 11:30 | 11:41 | 11:53 | 11:56 |
| 嵯峨野/リッチ8号 | 12:30 | 12:41 | 12:53 | 12:56 |
| 嵯峨野/リッチ10号 | 13:30 | 13:41 | 13:53 | 13:56 |
| 嵯峨野/リッチ12号 | 14:30 | 14:41 | 14:53 | 14:56 |
| 嵯峨野/リッチ14号 | 15:30 | 15:41 | 15:53 | 15:56 |
| 嵯峨野/リッチ16号 | 16:30 | 16:44 | 17:01 | 17:04 |
トロッコ列車の運行時間は、基本的に9:00～17:00の間です。
※運休日は水曜日ですが、観光シーズンである8月や11月は運行している場合があります。
1時間ごとに列車が運行されており、季節やイベントによって増発されることもあります。
また、冬季（12月30日～2月末）は運休となるため、旅行の際には事前に運行スケジュールを確認することが大切です。
予約なしでも乗れる？当日乗車の条件と注意点
嵯峨野トロッコ列車は“予約なし”でも当日券で乗ることが可能です。
ただし、いくつか大切な条件と注意点があります。
まず、トロッコ列車は全席指定制のため、空席がある場合のみ当日券が販売されます。
事前予約をしていなくても、トロッコ嵯峨駅・トロッコ嵐山駅・トロッコ亀岡駅の各窓口で、当日の朝から順番に購入できます（※トロッコ保津峡駅では当日券の販売なし）。
販売開始時間の目安は以下の通りです：
-
トロッコ嵯峨駅：8時35分頃～
-
トロッコ嵐山駅：8時50分頃～
-
トロッコ亀岡駅：9時10分頃～
どの駅でも**当日販売は「先着順」**で、整理券の配布はありません。
窓口に並んだ順にチケットを購入できるため、紅葉や桜のシーズンなどは販売開始前から行列になることもあります。
また、駅窓口では“前日や翌日分”の販売は行っていないため、「当日分のみ」が対象です。
もし当日券が完売した場合でも、日によっては**“立席券（立ったまま乗るチケット）”が枚数限定で販売**されることがあります。
立席券は安全に立って乗車できる範囲に限られるため、早めの行動が大切です。
とくに紅葉（11月）や桜（4月）シーズンは混雑のピークを迎え、午前中の便が早々に満席になることも珍しくありません。
この時期に確実に乗りたい場合は、乗車予定日の1か月前（午前0時）から公式サイトで予約しておくのがおすすめです。
一方で、**平日やオフシーズン（6月や9月など）**であれば、午前中に行けば当日券でスムーズに乗れることも多いです。
「予約なしでも乗れる」というのは“空席があれば”という前提になります。
その日の混雑状況や天気によっても変わるため、できれば前日に公式サイトで空席情報を確認しておくと安心です。
嵐山トロッコ列車の予約方法
嵯峨野トロッコ列車は全席指定制なので、乗車には必ず座席指定券が必要です。
まずは希望の日にちと時間帯を決めて、1か月前の午前0時から予約受付が始まります。
予約は以下のいずれかの方法で行えます。
最も確実なのが、嵯峨野観光鉄道の公式サイトからのオンライン予約です。
乗車日と時刻を選び、座席表から空いている席を指定してそのまま購入できます。
支払い方法はクレジットカードまたはコンビニ払いに対応しており、スマホからでも簡単に手続き可能です。
購入後はQRコード付きの電子チケットを表示または印刷して利用します。
👉 嵯峨野観光鉄道 公式サイト（運行情報・チケット案内）
👉 嵯峨野トロッコ列車 オンライン予約ページ（Triplabo）
予約のコツと注意点
・紅葉（11月）や桜（4月）シーズンは特に混雑し、発売開始日に埋まることもあります。
そのため、予定が決まったら早めの予約が安心です。
・片道ずつの購入になるため、往復で乗る場合は「行き」と「帰り」の便をそれぞれ予約します。
・リッチ号（5号車）に乗りたい場合は予約時に指定が必要。
人気車両なので、早い段階で満席になることが多いです。
・キャンセルや変更は、購入先（公式サイト・JR・旅行会社）ごとに条件が異なります。
出発前に必ず確認しておきましょう。
サキ 早めの予約が安心！でも当日狙いなら朝イチがチャンスです。
リッチ号で特別な体験をしよう！
トロッコ列車の5号車「リッチ号」は、窓ガラスがないオープンエアの車両で、追加料金なしで乗車可能。自然の風や光を感じながら走行できる特別な体験を提供します。
春の桜や秋の紅葉をダイレクトに感じられるため、多くの観光客から人気を集めています。
風や天候を直に感じることができるため、晴天の日や涼しい季節には特におすすめです。
ただし、雨が降ると車内に濡れることもあるので、天候のチェックも忘れずに行いましょう。
※希望時は購入時に「5号車」を指定。
嵐山トロッコの魅力
トロッコ列車は、四季折々の自然美を満喫できる特別な体験を提供します。
春には満開の桜、夏には青々とした緑、秋には燃えるような紅葉が広がり、冬にはひっそりとした美しい渓谷の景色が楽しめます。
また、トロッコ列車から見る保津川の美しい流れや、川沿いに広がる緑の木々は、他では味わえない魅力です。
観光スポットとしてだけでなく、自然を感じながらゆっくりとした時間を過ごしたい方にぴったりのアクティビティです。
嵐山トロッコ列車のあとはカフェで休憩♪
トロッコ列車を満喫したあとは近くのカフェで休憩なんていかがでしょう(^^)
ここではトロッコ嵐山駅やトロッコ嵯峨駅から近い場所にあるカフェを紹介します。
嵐山よーじやカフェ
「よーじやカフェ」は、京都の有名な化粧品ブランド「よーじや」が運営するカフェです。
渡月橋近くにあり、トロッコ嵐山駅からも徒歩でアクセスできる立地にあります。
ここでは、抹茶や和スイーツを楽しみながら、カフェでゆっくりと休憩することができます。
店内はシンプルかつ落ち着いた和の雰囲気が漂い、観光の合間にリラックスできるスポットです。
% Arabica 京都 嵐山
「% Arabica」は、京都嵐山でも特に人気のコーヒースポットで、質の高いスペシャルティコーヒーを提供しています。
トロッコ嵯峨駅からも近く、自然の景色を眺めながら美味しいコーヒーを楽しめるのが魅力。
おしゃれな内装と川沿いのロケーションが観光客にも人気で、散策の後に一息つくのに最適です。
嵐山お茶屋 おぶう
「おぶう」は、嵐山の竹林から少し歩いた場所にある、和スイーツや軽食が楽しめるカフェです。
お抹茶や和菓子、さらには軽食としてのお茶漬けなど、京都らしいメニューが揃っています。
古民家風の店内で、少し休憩しながら京都らしい風味を楽しめるスポットです。
嵯峨野湯
「嵯峨野湯」は、昔ながらの銭湯をリノベーションしたカフェで、レトロな雰囲気の中で食事やスイーツを楽しむことができます。
メニューにはパンケーキや抹茶ラテ、軽食などがあり、特に女性に人気のスポットです。
観光の合間に、ゆっくりとくつろげる場所です。
サキ 観光を楽しんだ後に、カフェでその余韻に浸るのは、旅行の醍醐味の一つですよね。
まとめ
嵐山トロッコ列車は、予約なしでも当日券で乗車可能ですが、特に混雑するシーズンには早めに駅に行くことが必要です。
また、リッチ号など特別な体験ができる車両もおすすめですので、旅行の計画に合わせて事前予約を検討しましょう。
往復時間や運賃、運行スケジュールなどをしっかりと把握し、最高の嵐山トロッコの旅を楽しんでください。
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