しまなみ海道サイクリング一泊二日。初心者でも無事に完走した旅日記

2025年11月の3連休を利用して、友人と一泊二日のしまなみ海道サイクリング旅に行ってきました。

友人はサイクリング経験があり、私はほぼ初心者

そんな初心者の私でも、友人のペースについていきながら、しまなみ海道を無事に完走することができました。

この記事では、一泊二日のサイクリング旅の様子を、旅日記としてまとめています。

走ってみて驚いたこと、気になったこと、しんどかった場面など、初心者目線で正直に書いています。

これからしまなみ海道を走ってみたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな方にオススメ
  • しまなみ海道を一泊二日で走ってみたいと思っている方

  • サイクリング初心者で「完走できるか不安…」と感じている方

  • しまなみ海道の雰囲気や景色を、実際の旅行記で知りたい方

  • レンタサイクルで走れるのか知りたい方

  • 体力に自信はないけど、しまなみ海道に挑戦してみたい方

    レンタサイクルを借りて、今治からしまなみ海道サイクリング開始

    今回は今治からサイクリングをスタートしました。

    前日の夜に大阪からオレンジフェリーで東予港まで移動していたので、朝一番から今治のレンタサイクルで自転車を借りて走り出すことができました。

    レンタサイクルは事前に予約しておいたため、当日は手続きもスムーズ。

    到着してすぐに走り始められたのは、時間のロスがなくとても良かったです。

    しまなみレンタサイクルは予約がオススメ

    朝一(8:00)にお店に行くとすでに数人の人が並んでいました。

    私は事前に予約していたのでスムーズに自転車を借りることができましたが、予約をしていない人は予約されている人のあとに順番に案内されているようで、

    「予約しておいて良かった…」と素直に思いました。

    しまなみレンタサイクルは事前予約が可能なので、スムーズに借りたい方は前もって予約しておくほうが安心です。

    予約は 3日前まで できるので、予定が決まったら早めに手続きしておくと当日がラクになります。

    今回の相棒がコチラ↓

    GIANTのESCAPE(エスケープ )

    赤色が快晴の青空に映えますね♪

    友人曰く、クロスバイク初心者なら乗りやすくて走りやすい自転車とのこと。

    しまなみ海道は青い線を目印に走ろう

    しまなみ海道は道路にずーっと青いラインが引かれていて、この線に沿って走るだけで迷わず進めるようになっています。

    上の写真は、レンタサイクルの敷地内にあった注意書きで、しまなみ海道までの行き方が簡単にまとめられていました。

    初めての方は、出発前に一度チェックしておくと安心です。

    私たちは無事に迷わずしまなみ海道にたどり着けましたが、途中には「これどっち?」と一瞬悩むような分かれ道もありました。

    青いラインを見逃さないように、周りの道にも気を付けながら走ってくださいね。

    まずは今治城へ

    青いラインに沿って走ろうと言ったばかりですが、せっかくなので最初に少しだけ寄り道して、今治駅からすぐ近くにある 今治城 を見に行くことにしました。

    自転車で5分ほどの距離なので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。

    この日は雲ひとつない快晴で、どの角度から撮っても写真が映えるような最高の天気でした。

    しまなみ海道サイクリングスタート

    今治駅から青いラインに沿って、ゆっくり8キロほど走るとようやく最初の橋、来島海峡大橋 に到着。

    この橋がとにかく長くて、渡り始めた瞬間からテンションが上がります。

    どこを見ても絶景で、思わず立ち止まって写真を撮りたくなる景色ばかり。

    朝が早かったこともあり、対向車もいなくて、ゆったりと景色を楽しみながら渡ることができました。

    1つ目の島:大島の道の駅(よしうみいきいき館)

    今治から走り始めて、だいたい1時間半ほどでしまなみ海道最初の島、大島に到着しました。

    今回は「サイクリングしながら美味しいものを楽しむ!」というテーマがあったので、道の駅に着いたら何かしら絶対食べようと決めていました。

    まだ朝が早かったためレストランは閉まっていましたが、お土産屋さんはすでに開いていて、さっそくオヤツ探しへ♪

    選んだのはこの3つ

    ・どら一(塩バター)

    ・まどんなのよろこび

    ・直七グミ

    さっき渡ってきた来島海峡大橋を眺めながら、ベンチに腰かけてゆっくりとお菓子タイム。

    走ってきた道を見返しながら食べるオヤツは、なんだか特別に美味しく感じました。

    サキサキ

    どら一(塩バター)は、塩バターと粒あんの甘じょっぱさが絶妙で、
    ひと口食べた瞬間に「また食べたい!」と思う美味しさでした。

    40分ほどのんびり休憩したあと、次の島を目指して再び出発。

    サイクリング中も、きれいな景色を見つけるたびに立ち止まっては写真を撮って楽しんでいました。

    11月下旬ということもあり、ところどころ紅葉も色づいていて、とてもきれいでした。

    2つめの島:【伯方の塩】が有名な伯方島

    しまなみ海道2つ目の島、伯方島に到着。

    伯方島といえば、皆さんご存じの「伯方の塩」で有名な島です。

    伯方島にも道の駅があるので、さっそく 道の駅「マリンオアシスはかた」 へ向かいました。

    ここでは食べたいものがすでに決まっていたので、到着してすぐに買いに行くことにしました。

    お目当てはこれ伯方の塩ソフト

    ソフトクリームの甘さに、伯方の塩のほどよいしょっぱさが合わさっていて、本当にクセになる味でした。

    コーンもパリッとしていて食べやすく、最後のひと口まで満足できるソフトクリームです。

    伯方の塩ソフトはこちらの売店で売っています。

    サキサキ

    伯方島に来たら是非食べてくださいね。

    伯方島の道の駅には、しまなみ海道のモニュメントもあり、サイクリングの記念に写真を撮ることができます。

    私も今回の相棒を記念撮影。

    道の駅「マリンオオシスはかた」は、お土産の種類がとても豊富で、見ているだけでも楽しいスポットでした。

    しまなみ海道の道の駅は似たラインナップが多いため、私たちは最初に寄った大島で欲しい物をチェックしておき、ここで一気にお買い物。

    おかげで無駄なくスムーズに選べて、時間の節約にもなりました。

    さらに、自宅への発送にも対応しているので、サイクリング中に荷物が増える心配もなし。身軽に走れるのが嬉しいポイントです。

    ※2つ日間の旅で購入したお土産は記事の最後に紹介しています。

    1時間ほどのんびり過ごしたあと、3つ目の島に向けて再び出発。

    走っている途中も、きれいな景色を見つけるたびに立ち止まって写真を撮ったりして、サイクリングならではの楽しさをたっぷり味わいながら進んでいきました。

    3つ目の島:大三島【サイクリングの聖地記念碑がある島】

    しまなみ海道3つ目の島、大三島に到着。

    まず向かったのは道の駅「多々羅しまなみ公園」。

    ここには、サイクリストに人気の「サイクリングの聖地記念碑」があり、しまなみ海道を走る人なら一度は立ち寄る定番スポットだと思います。

    到着したのが13時を過ぎていたので、まずはお昼ご飯を食べることに。

    中にレストランがあるので、今回はそちらで海鮮丼を食べることにしました。定食を頼むとセルフでお味噌汁を入れるコーナーがあります。

    レストラン内にもたくさんのテーブルがありますが、天気も良いので外で海を見ながら食べることにしました。

    のんびりとお昼ご飯を食べたあとは、お待ちかねのサイクリストの聖地記念碑で記念撮影。

    やっぱりここは人気のスポットで、写真を撮っている人が多かったです。

    でも私たちが撮るタイミングではちょうど順番待ちがなく、せっかくだからと何枚も撮ってしまいました。

    道の駅「多々羅しまなみ公園」のお土産コーナーは、今回の旅で立ち寄った中でも一番大きくて品ぞろえも豊富なお店でした。

    私は伯方島でほとんど買ってしまっていたので、ここでは軽く見る程度でしたが、お土産をまとめて買いたい方は、この道の駅で購入するのが一番良さそうだと感じました。

    出発前に、多々羅大橋の石碑と大橋をバックに一枚写真を撮って、道の駅をあとにしました。

    今回の旅で予約している宿がこの大三島にあるため、しまなみ海道のサイクリングの続きは明日にまわし、このあとは宿を目指して自転車を進めることに。

    多々羅しまなみ公園から島の反対側にある宿へ向かうので、せっかくならと遠回りして、大三島をぐるっと半周しながら向かうことにしました。

    赤い線が私たちが遠回りして走ったルートです。

    このルートにも峠があり、アップダウンが少しあります。

    一方、青い線で示した大三島の中央を通る道も少し峠になっていますが、こちらを通れば自転車でも30〜40分ほどで道の駅に戻ってこれます。

    ちなみに2日目は青いルートを走り、40分ほどで道の駅まで戻ってきました。

    そして今回泊まった宿がコチラ↓

    1階はカフェで、夜になるとバーとしても営業している SANDO さん。

    自転車ラックも設置されているので、ロードバイクの人でも安心して停めることができます。

    SANDOさんは、ドミトリータイプと個室タイプの両方がある宿ですが、部屋数やベッド数が多すぎないので、宿泊者もそこまで多くなく、静かに過ごせるのが魅力だと思います。

    今回はドミトリーに宿泊しましたが、周りの方もみんな静かに過ごされていて、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり休むことができました。

    お部屋の雰囲気や、宿の周りの散策スポットについては、別の記事で詳しく紹介していますので、よければそちらもあわせてご覧ください。

    しまなみ海道サイクリング初日のまとめ

    しまなみ海道サイクリング旅の1日目はこれで終了です。

    約70kmを走った初日は、ほとんど初心者の私でもしっかり楽しめる内容でした。

    ただ、3つの橋を渡る前には必ず長い坂道があり、島の中にも細かな坂が多いので、思った以上に体力を使う場面もあります。

    そのため、道の駅ではゆっくりと休憩を取りながら、無理をしないペースで進むことを心がけました。

    しんどい瞬間もありましたが、走り切ったあとの気持ちよさと達成感は大きく、体は疲れましたが、それすらもサイクリング旅の醍醐味だなと感じました。

    初心者なりに感じたこと・気づいたこと・驚いたこと

    初日の旅で感じたサイクリング途中に気になったことを少し紹介します。

    ・走る道がとにかく綺麗。でこぼこした場所などはほとんどなく、信号も少ないので非常に走りやすい道になっています

    ・サイクリングの聖地というだけあってほとんどのお店に自転車ラックが準備されている(コンビニも)

    ・服装は少し薄いぐらいが良い。走ると体が温まってくるので、寒い時期でも少し寒いくらいの服装で走るほうが丁度いいと思いました。

    ・PayPayなどの電子決済を使えるようにしておくと便利です。サイクリング中に財布を出す手間が省けてラクですよ。

    ・レンタサイクルは、整備が少し甘ことがあるかもしれません。
    今回は途中で自転車がキシキシ鳴り始めましたが、友人がチェーンにオイルをさしてくれたら一気に走りやすくなりました。

    以上が初日に感じたことでした。2日目も気づいたことなどをまとめて紹介しますね。

    サキサキ

    しまなみ海道2日目のサイクリング旅も、よければ続けてご覧くださいね。